日比谷といえば東京宝塚劇場。
花組『オーシャンズ11』の出待ちの人でいっぱいだぁあ。
その人だかりを掻き分て、右へ折れれば…
OSK日本歌劇団 日生劇場デビューおめでとう!
2013年4月5日(金)
日生劇場 18時開演 GC階A列上手
OSK日本歌劇団創立90周年記念公演
レビュー 春のおどり 〜桜咲く国
第1部
桜絵草紙
構成・振付:山村若
演出:吉峯暁子
♪春の〜踊りは〜よ〜い〜や〜さぁ♪
ゆっくりと劇場内に響き渡る歌声…
チョンパッッ!!
ウキャキャキャァ!キター!OSKがキター!
日本青年館で巡り会ったのは…何年前…
ちょちょちょっとぉおお、10年前やて!!いや、ほんまに!! → こちら
まさかこんな日が来ようとは!!
めくるめく日本物の世界。一糸乱れぬ扇の動き。
なんだかワクワクドキドキが止まらなぁい。
”鶴”
美し過ぎぃいいい♪脳みそバァァアアン♪
これは伝統ある踊りなんだね。こんな日本物は初体験だぁああ♪
アグレッシブでドラマチック
”民謡メドレー”の着物のカラーが、
千代紙みたいに色とりどり♪キレイで可愛いぃ♪
”お江戸日本橋VS東京ヴギウギ”もオモロイ!
たった38名しかいないのに、ボリューム満点。目が離せないぃ。
VIVA!西川箕乃助
ラストは連獅子!!
あの長ぁい毛を振りまくるっっ。男役トップ3!!
桜花昇ぼる、高世麻央、桐生麻耶
歌舞伎俳優じゃないよっ。男性じゃないよっ。
カッケェエエ!!壮観ぅぅうう!!
やったらめったら美しいやないかいなぁああ。
ヅカじゃこんなゴージャスなもん体験出来ないわぁあ。
キャァァアア!!アッパレじゃ!!
第2部
Catch a Chance Catch a Dream
作・演出・振付:名倉加代子
あのジャズダンス界の巨匠・名倉加代子が手掛けたっ!
スゴイよねぇえ。どんな世界なんだろうねえ。ワクワク♪
”ピエロの恋”っていう物語がハートにキュン♪
振付は佐藤洋介。OSKではお馴染みさんなのかな?
”ラプソディ・イン・タンゴ”
こちらは、ヅカでお馴染みのKAZUMI-BOY
女(牧名ことり)を2人の男(桜花昇ぼる、高世麻央)が奪い合ってる。
そんな状況にまんざらでもない様子の女…。
でもいつしか…男同士で…キスっ♪
ことりちゃんも客席もギョワァァアア!
トップスター桜花昇ぼる様の目線が妖しくってゾクゾクするんだけど♪
牧名ことりちゃんの色気も大好き♪
娘っ子たちに釘付けになっちゃうんだよね。♪カワイイだけじゃないからさ♪
”エンジョイ・ダンス”
女子だけのユニット「チェリーガールズ」のダンスだ!ウキャァ♪
ピンクの衣装がキュ〜トじゃん♪
…ウ〜ンぅ。ツボにグっっっとくるとこまでは…。残念…。
それじゃぁ元気はつらつなラインダンスはどうだ!
WOOO〜!足上げバンッバンっっ!!パワフルぅぅう!!
しかも、どことなぁくお色気がぁあ。
ラストは黒い衣装で帽子を持って総出でガンッガン!!
プハ〜〜っ!気分爽快やぁぁああ!!
ご近所のおじさんが「これイイね♪」ってお連れさんに♪
うぅん…ショーは日本物ほどウッハウハってとこまでは…。
テンションが上がらず…無念…ぅ。
やっぱり芝居も観たかったなぁ。
休憩時間に「次も踊りなの…」ってちょっとガッカリモードに入っちゃった
OSK初体験っぽい人の声も聞こえたし…。
♪桜咲く国 桜 桜 花は西から東から♪
さくら色のパラソルが、舞台のそこかしこに咲き乱れて大感動〜!
あ!客席にはミニパラソルがチラホラ♪
三越劇場はちっこ過ぎて、踊るとギュウギュウだし、
衣装も照明の力を借りきれなくってキラキラ感が足りないし…。
でも日生はイイねぇえ!!バ〜ンっと空間が広がるねぇえ♪
セットもゴージャスだったしねぇえ♪
カーテンコールで
「まさか宝塚さんのお隣で演らせて頂けるとは」
トップスター桜花昇ぼる様のオチャメな一言♪
ほんとにねぇ。感無量だぁあ。
初日はサイン入り『さくらパラソル』プレゼント抽選会!!
緞帳が再び上がって…。
でも、席を立って出口に向かってる人もチラホラ…。
「お帰りになるんですか!当たってるかもしれませんよ」
またまたぁ、桜花昇ぼる様ったらステキだぁ♪
男役スター3人がアットホームに喋りながら1枚づつ引いては、
座席にいるかどうか確かめて「おめでとうございます」
客席からもあったかい拍手ぅううう。私も当たりたかったぞぉおお。
ロビーでリピーターチケットやパンフ販売の
声掛けをしているのは、劇場の男性の方々。
歌舞伎座開場で大盛り上がりする社内で、
日生劇場はスポットライト浴びまくりってわけじゃないだろうけど…。
ありがとう!松竹!!
でも…ヅカよりちゃちいよ。
こんなこと書くと熱心なファンの方々に猛烈に叱られるよね。
ごめんなさい…ぃ。
人数も衣装も、そうして劇団の組織もちっこ過ぎるよ。
あ…またまたごめんなさい…ぃ。
でもね、真似っこなんてしなくていい!違ってていい!
艱難辛苦を乗り越えた90年のド根性で、
100周年に向かってドンドン進んでいってぇえ!!
どちらも大阪生まれの大阪育ち。
宝塚はキタのモダンなムード。OSKはミナミのラフなムード。
これからは東京でどっちも楽しみたぁい。
”春の踊り”は73年ぶりの東上!!
これから毎年ここで、日生劇場で、桜の花をパ〜っと咲かせて欲しいなぁ。
新しい日比谷の春の名所になってくれんかのぉ。
演劇ぶっく(公演画像あり)
OSKオフィシャルサイト
OSK日本歌劇団 日生劇場に登場! ぽちっとな♪ (2013.3.7記)
新・闇の貴公子 (2005.11.4記)